赤ちゃんを乗せる前に知っておくべき、4つのショッピングカートのこと

こんにちは。アメリカ在住、一児の母のさっこです。
先日、息子くんがショッピングカートデビューをしました。
そして、デビューしたその日に、冷や汗タラリのハプニンングが。。。
家に帰ってから、速攻でショッピングカートのことを調べました。すると、知っておくべき情報がたくさん!そこで、今日は、私が学んだショッピングカートのことを皆さんにお伝えしたいと思います。
いつからカートにお子さんを乗せようか考えている方には、こちらの記事がオススメです。
- ショッピングカートにお子さんを乗せている
- 今後、ショッピングカートにお子さんを乗せる可能性がある
もくじ
ショッピングカートについて知っておくべきこと
その1)ショッピングカートは危険
「healthychildren.org」に「Shopping Cart Dangers」についての音声がアップされていたよ。聞いたことある?
リンさん
ないな〜。どんなことを話していたの?
さっこ
AAP(アメリカ小児科医師会)のDr. Don Schifrinがね、
- 毎年、約23,000人の子ども達がショッピングカードで怪我を負っている
- 怪我の理由として、ショッピングカートから落ちたことが大部分を占めている
って、話してた。
リンさん
え〜マジで??? 毎年? 約23,000人?
そういえば、2011年に、3ヶ月の赤ちゃんがショッピングカートから落ちて亡くなった事故があったよね。ショックだったし、大きくニュースで取り上げられたから、覚えてる。
さっこ
ニュースになるのは、氷山の一角だけだってことだよね。日本ではどう?
リンさん
調べてみたら、アメリカほど事故件数は多くないけど、2016年12月付けで国民生活センターから注意勧告が出されていたよ。
2011年から2016年10月までの統計で、118件の事故が報告されていたみたい。
医療機関ネットワークには、「スーパーマーケットで買い物中に転倒した」、「ショッピングセ ンターの金属の扉に走っていてぶつかった」など、スーパーマーケットやショッピングモール 等の店舗内での事故情報が 2011 年度から 295 件(注 4)寄せられています(図 1)。そのうち、シ ョッピングカートに関わる事故は 118 件と約 4 割を占めていました。
引用:「平成28年12月7日 独立行政法人国民生活センター 医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故 ‐転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!‐ 」より一部抜粋
さっこ
ショッピングカートは、便利なものだけど、リスクがあるものだっていうことも、知っておくべきだね。
リンさん
その2)どのような事故が多いのか
アメリカ | 日本 | |
1位 | 転落(32%) | 転落(63.9%) |
2位 | 挟む(27%) | 転倒(16.7%) |
3位 | 転倒(11%) | 衝突/接触(14.8%) |
4位 | 衝突(5%) | 挟む(4.6%) |
日本の情報:「平成28年12月7日 独立行政法人国民生活センター 医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故 ‐転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!‐ 」より引用
事故内容の1位が、「転落」になっているの、なんかわかる気がする。
さっこ
どういうこと?
リンさん
アメリカの話だけど、みんなカートの使い方、すごいじゃない?!
これは、まだ理解できる。私も何回かやったことあるし(苦笑)
さっこ
やっぱり、正しい使い方じゃないと、危ないよね。
リンさん
その3)シートベルトを過信しない
アメリカでも日本でも、カートが動く前にシートベルトを着用するように呼びかけているけど、徹底はされていないよね。
リンさん
大きい子になればなるほど、着用していない感じがする〜。
そして、知ってた? 壊れているベルトも結構見るんだよ。



見た目は大丈夫でも、外れやすいベルトとかもあるから、気をつけないといけないよ。
この間、うちの息子くん、自分で引っ張ってベルトを外したからね!
ベルトを締めたとき、「カチッ」って鳴ったから安心していたんだけど、弱くなっていたみたいで、知らないうちに外していたの。
超焦った!! 会計するときまで気がつかなかったからね。冷や汗タラタラだったよ。
さっこ
うわ〜!!! 何事もなくてよかったね〜。
本当に自分の目で確認するって大事だね!
リンさん
その4)使用上の注意
- Buckle Up. All children should be securely buckled up before the ride begins.
- Remain Seated. Children should remain seated at all times.
- In It for the Ride. No one is to ride on the outside of the cart or the ride will come to an immediate halt.
- Keep Contained. All hands and feet are to be kept inside the cart at all times.
- Drive Responsibly. Only responsible adults should be in charge of operating the ride.
引用:「healthychildren.org Safe Shopping with Children」より一部抜粋
【翻訳】
- シートベルトを締める。すべての子ども達は、カートが動く前にシートベルトを着用すること。
- 座っていること。子ども達は、常に座っていること。
- 座席に座る。誰もカートの外側に乗ることはできません。そのようなことがあれば、カートをすぐに止めなければなりません。
- カートから手足を出さない。いつも、手足はカートの中にあるように。
- 責任を持って操作する。責任ある大人が、カートを操作すること。
- 座席以外には乗せない。座席以外に乗っていて事故が起こった事例が寄せられています 座席以外には乗せないように、転落や転倒の危険がありますので。
- 対象年齢を確認する。カートや店舗の注意表示に記載されている座席の対象年齢・月齢を必ず確認しましょう。
- 座席ベルト等を着用する。立ち上がったり乗り出したりしないよう注意し、座席にベルトやハーネスがある場合は着用しましょう。
- カートで遊ばせない。カゴやハンドルにぶら下がるなど、カートで遊ばないようにしましょうカートや店舗の注意表示等もよく確認しましょう。
引用:「暮らしの危険336 ショッピングカート 子どもの事故に注意!」より一部抜粋
まとめ
赤ちゃんを乗せる前に知っておくべきこと
- ショッピングカートは、危険である
- ショッピングカートで起こりうる事故
- ショッピングカートのシートベルトを過信しないで、自分の目で確かめる
- ショッピングカートの注意事項を知る
便利なものではあるから、正しく安全に使っていきたいよね。
さっこ
他にもショッピングカートについて記事を書いています。