【アメリカ在住者必読】取り入れる?素敵で不思議なメッセージカードを贈る文化

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こんにちは。アメリカ在住のさっこです。
2010年にアメリカへ移住。あれから○○年。アメリカ文化にもだいぶ慣れてきました。
アメリカ文化の中で、「素敵だな〜」と思う反面、「これってどうなの?」とも思っているメッセージカードを贈る文化。それらのカードをカテゴリー分けすると、次の7つに分類できます。
- ホリデーカード : 母の日や父の日などのホリデーに贈るカード
- バースデーカード : 誕生日に贈るカード
- アニバーサリーカード : 結婚記念日に贈るカード
- コングラチュレーションカード : 結婚や卒業、家の購入など祝福を伝えるカード
- シンキングオブユーカード: お礼や応援、お見舞いなど気持ちを伝えるカード
- アナウンスメントカード : 卒業や結婚、妊娠など節目を報告するカード
- インビテーションカード : 結婚式や誕生会などのイベントに招待するカード
アメリカで暮らしていくなら、知っておくべきメッセージカードを贈る文化。自分の生活に取り入れていくかどうかはあなた次第ですが、どのような時にカードを贈るのか、これを読んで、アメリカ文化を知ってほしいな〜と思います。
メッセージカード一覧
ここでは、多くの人が贈り合うカードを紹介します。
分類 | カードの名前 | 重要度 | いつまでに届けるか |
ホリデI | Valentine Card | ○ | 各ホリデー当日、もしくはホリデー前後。 |
Easter Card | △ | ||
Mother’s Day Card | ○ | ||
Father’s Day Card | ○ | ||
Halloween Card | △ | ||
Christmas Card Holiday Card | ○ | 12月第1週目から送っても良い。遅くてもクリスマイブ前には届くようにする。 | |
バ IスデI | Birthday Card | ○ | 誕生日当日、もしくは誕生日前。誕生会に招待されているときは、誕生会当日。 |
アニバIサリI | Anniversary card | ○ | 結婚記念日当日。 |
コングラチュレIション | Graduation Congratulations Card | ○ | 卒業のニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、卒業式や卒業パーティー当日。 |
New Home Congratulations Card | ○ | 家購入のニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、新しいおうちに初めて遊びに行くとき。 | |
Wedding Congratulations Card | ○ | 結婚のニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、結婚パーティー当日。 | |
Pragnancy Congratulations Card | ○ | 妊娠のニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、ベビーシャワー当日。 | |
Baby Congratulations Card | ○ | 出産のニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、赤ちゃんに初めて会うとき。 | |
シンキングオブユI | Get Well Card | ○ | 病気になったというニュースを聞いたら、できるだけすぐ。もしくは、病気のお見舞いに行くとき。 |
Thank you Card | ◎ | お礼を伝えたいとき。 | |
Thinking of you Card | ◎ | 家族が他界された、大震災に見舞われたなど、何か大変なことが起きたニュースを聞いたら、できるだけすぐ。 | |
Sorry Card | |||
アナウンスメント | Graduation Announcement Card | ○ | 卒業式や卒業パーティーの招待状を兼ねている場合は、その2~3週間前には届くように。招待状を兼ねていない場合は、卒業の2週間前から4週間後くらいの間に届くようにする。 |
Wedding Announcement card | △ | 結婚後、1ヶ月以内に届くようにするのが一般的。結婚祝いのThank You Cardと抱き合わせにしてもよい。 | |
Pregnancy Announcement Card | △ | ホリデーカードやベビーシャワーの招待状と抱き合わせ可。もしくは、安定期に入ってから、性別が判ってからなど、各自のタイミングでお知らせする。 | |
Birth Announcement Card | ○ | 赤ちゃんが生まれたら、数週間以内にお知らせするのがベストだが、6ヶ月以内に届くようにするのが一般的。 | |
インビテIション | Birthday Party Invitation Card | ○ | 3~6週間前に届くようにするのが一般的。 |
Save the Date | ○ | 結婚パーティーの3~4ヶ月前に届くようにするのが一般的。 | |
Wedding Party Invitation Card | ○ | 結婚パーティーの6~8週間前に届くようにするのが一般的。 | |
Baby Shower Invitation Card | ○ | ベビーシャワーの6週間目くらいに届くようにするのが一般的。 |
紹介しきれなかったカードに興味のある方は、下記のサイトをチェックしてみてください。
私が「素敵だな〜」と思うポイント
家族やパートナー、友達に自分の気持ちを言葉で伝えるチャンスがたくさんあるところが、「素敵だな〜」と思っています。
態度や雰囲気だけではなく、時には、言葉で気持ちを伝えることも大切だと思います。「あなたのことをいつも思っているよ」、「愛してる」なんて言葉は、改めて伝えられると、本当に嬉しいものです。
私が「これってどうなの?」と思っているポイント
例えば、こんなカードを誕生日にもらったとします。
カードには、もう既成のメッセージが書かれてあるので、カードを渡す本人は、ただカードにサインをするだけ。な〜んてことが多々あります。
既成のメッセージにサインだけって、なんか寂しいですよね。「これってどうなの?」って思うのは、私だけでしょうか??
メッセージを届ける手段の多様化
インターネットやソーシャルメディアの発展とともに、メッセージを届ける方法もデジタル化してきています。日本の年賀状文化もそうですよね。
デジタル化したカードのことをe-Cardと呼びます。e-Cardとは、例えばこんな感じのカードのことです。
e-Cardの他にもYouTubeでメッセージを贈る方法もあります。例えばこんな感じ。
メッセージを届ける手段はいろいろありますが、『自分でやるのは面倒だが、紙のカードをもらうと嬉しい』と思っている人が50%、『デジタルのメッセージでも嬉しい』&『こういう文化は別にいらない』と思っている人が残りの50%だと言われています。
私は、紙のカードをもらうと嬉しい派なので、できるだけ紙のカードを手作りして、もちろんメッセージも手書きでやっています。
おわりに
アメリカのメッセージカードを贈る文化、少しだけでもわかっていただけたでしょうか?
この文化の全てをいきなり取り入れると、とても大変だと思います。もしも、取り入れていきたいな〜と思われた方は、『バースデーカード』だけやるとか、『シンキングオブユー』だけやるとか決められるといいかもしれませんね。
ちょっと素敵なメッセージカードを贈る文化。取り入れてみませんか?
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