【ビーガン仕様のレシピ動画公開】イタリア人在住者に教わる本場のクッキー

こんにちは。アメリカ在住、一児の母のさっこです。
先日、Facebookの非公開グループ「サトコミュニティ」と「小麦アレルギーでもたのしく生きる」との合同企画で、イタリアンクッキーのイベントを行いました。
イタリア在住歴20年の山本えみりさんを講師にお迎えして、
子ども達に安全なものを食べさせたい
アレルギーがあっても、いろんなものを食べてみたい
カラダに入るものは、ヘルシーなものにしたい
という想いのもと、企画しているイベントです。
毎月1回のペースで開催していく予定の「オンラインイベント『Healthy Food』」。その第2弾が「イタリアン焼き菓子」でした。
第1弾のイベントが気になった方は、こちらをお読みください。
今後のイベントに「興味がある〜」という方、サトコミュニティに参加しませんか?今なら、無料でいろんな企画に参加できますよ〜。
さっこ
もくじ
イタリアの朝食文化
イタリア在住歴20年のえみりさんのよると、朝は、軽く甘いものがイタリアンな感覚。
エスプレッソまたはカプチーノと甘いパン、エスプレッソまたはカプチーノと甘いデニッシュみたいな感じで。
えみりさん
えみりさんに紹介してもらってから、「モカ」が欲しくなってしまった私。コーヒーを飲みすぎると頭痛が起こる私だけど、カフェインが普通のコーヒーよりも少ないエスプレッソなら、大丈夫かも。
さっこ
これから、ご紹介する「バッチ・ディ・ダマ」もイタリア式朝食にピッタリ! モカで入れたエスプレッソと共に♡
イベントで紹介していただいた「バッチ・ディ・ダマ」とは
「バッチ」とは、キス♡ 「ダマ」とは、淑女。
そう、「バッチ・ディ・ダマ」とは、淑女のキスという意味。
二つのクッキーがチョコを挟むことで、キスをしているように見えることから、このような名前になったそうです。
イタリア北部
えみりさんからのアドバイス
米粉を使ってクッキーを作るときは、バターよりも植物性の油の方がオススメ。バターで作ったクッキーを日保ちさせたとき、バター臭さが感じられたからです。
えみりさん
米粉クッキーには、クセがない植物油が合うんだね。
さっこ
米粉は、製菓用の米粉がオススメ。米粉の種類によっては、油の量の調節も必要かもしれないね。
米粉大臣なこさん
製菓用のグルテンフリー粉(原材料は、もち米粉、玄米粉、片栗粉、ソルガム粉(モロコシ)、タピオカ粉、キサンタンガム。)でクッキーを作ったとき、75gの植物油だと多すぎて、形が溶けて、平らになっちゃった。
出来上がったクッキー生地が、えみりさんの動画の生地よりも柔らかそうな場合は、もう少し米粉を足すことをオススメします。
さっこ
えみりさん
「バーミックス」って、パワーがあるし、めちゃくちゃいいよね。私が使っているハンドブレンダーよりもいいかも〜。
さっこ
それから、クッキー生地は30分くらい冷蔵庫で休ませると、成形がしやすくなるよ。
えみりさん
私、せっかちだから、冷蔵庫で休ませなかった…。
さっこ
あとは、焼きたては、めちゃくちゃ崩れやすいから、しっかり冷めてからチョコを挟むこと。
えみりさん
冷めるまで、味見もガマンってことだね。
さっこ
サトコミュニティからみんなの【つくれぽ】をご紹介します
サトコミュニティでは、イベント終了後、みなさんからのつくレポを募集しました。
- みんなは、このクッキーをどのようにアレンジしたんだろう?
- みんなは、このクッキーを作ってみて、どんな風に感じたんだろう?
その答えが、みんなのつくレポから伝わってきます。
つくれぽ1
【材料】
■米粉 75g → 100%Whitericeでかなり粒が荒
■アーモンドプードル → ヘーゼルナッツ粉 75g
■植物性オイル → グレープシードオイル 75g
■砂糖 → ココナッツシュガー 50g
■ひよこ豆粉 → きな粉 25g
■チョコレート → 100%カカオチョコレート 適量
えみりさんのものと、見た目が全然違うけど…。味はバッチリ!!
冷蔵庫で寝かせなかったからなのか、油が足りなかったからなのか、生地はかなりパサパサ。成形が困難だったため、計量ス
チョコレートは、そのまま食べると苦くて、全然美味しくないカカオ100%。さらに、砂糖不使用のものを使いましたが、クッキーの甘さとうまくマッチしていて、とても美味しかったです。
さっこ
つくれぽ2
■米粉(製菓用) 75g
■大豆粉 25g
■コメ油 75g
■アーモンドプードル 75g
■さとう 40g
■明治ブラックチョコレート 適量
息子と一緒に作りました。お砂糖は、少し少なめにして、油は、酸化しにくいコメ油。とっても美味しかったです。
なこさん
すごい〜! えみりさんのと同じような見た目!!
お子さんと一緒にクッキーが作れるだなんて、素敵ですね。
さっこ
つくれぽ3
子どもにあげたいので、チョコはさみではなく、
わたしは好きでも、子どもは口の中でパサパサして食べにく
Aさん
茹でたひよこ豆でもいけるんですね〜。ナイスアイディアです!
確かに、サクッと、そして、ホロホロッとした崩れやすいクッキーですもんね。水分が取られる感じがあるかもしれません。
14ヶ月のうちの息子くんに食べさせた際は、飲み物と交互にあげました。
小さなお子さんが一人で食べるのには、向いていないクッキーかもしれませんね。
さっこ
つくれぽ4
■米粉 75g → 100%Whitericeでかなり粒が荒い
■アーモンドプードル 75g
■植物性オイル → ココナッツオイル 75g
■砂糖 → ココナッツシュガー 50g
■ひよこ豆粉 → ココナッツフラワー 25g
■チョコレート → 100%カカオチョコレート 適量
■追加で「無糖ココアパウダー 小さじ2」
みんなに教えたくないくらい美味しい、イチオシレシピ!! ココナッツが好きな人には、止まらない美味しさです。
オススメは、ココアパウダーを混ぜた方。ココナッツチョコレートみたいな絶品クッキーでした。
さっこ
おわりに
手作りすると、安心して子どもにも食べさせられるクッキーが作れちゃいます。
今回のイベントでは、
●動物性のものを使わないクッキー
●子どもに多い3大アレルゲン(小麦/卵/乳製品)を使っていないクッキー
●イタリアのコーヒー
について、めちゃくちゃ勉強になりました。
米粉を上手に使えるようになると、グルテンを気にしている大人だけではなく、子ども達が集まる場にも、もってこいのヴィーガンおやつが作れるようになります。
私は、「バッチ・ディ・ダマ」のレシピを知ってから、もう4回も作っちゃいました。そのくらい、家族にも大好評♡
次回のイベントは、12月22日(土)日本時間22:00〜 グルテンフリーピザの作り方をイタリア/アメリカ/日本の3カ国からお届けします。
興味がある方は、ぜひ、サトコミュニティにご参加くださいね。
コミュニティ「小麦アレルギーでもたのしく生きる」を運営している青空なこさんも、今回のイベント「イタリアン焼き菓子」について、違う角度から記事を書いています。ぜひ、読んでみてください。
〉〉〉『小麦アレルギーコミュニティ企画【グルテンフリーイタリアの焼菓子を作ろう】』